母スイーツ
たまーにお菓子を作りたくなる
キッカケはお供物のリンゴがかぶって消費が大変だったのと旦那が買ってきたホットケーキミックス(自分で使うわけではない)
100均のかぼちゃパウダーと家にあったミルクチョコレートでHMパウンドケーキ、リンゴの炊飯器ケーキと冷凍のパイシートを使ってフライパンでできるアップルパイ
アップルパイは割と好評だった
凝ったものは作ら(作れ)ないけど、セリアに売っているパウンドケーキミックスとかナッツとかドライフルーツとかをストックしていつでも作れるようにしてある
そのためだけに買わなければならない材料があると負担なので、ネットにある豊富なレシピはありがたい
リンゴは子供の頃よく母親がジャム的なものを作ってくれた
すりおろしリンゴに砂糖を加えて煮詰めただけだと思うけど甘酸っぱくて美味しかった
家には【コンベック】があってたまーにニンジンケーキを焼いてくれた
美味しかったけど謎に油まみれだった バターというか、油
コンベックに付いてきていたハードカバーのレシピ本を見るのが好きだったなあ
あれ、もらったような記憶があったんだけど見当たらず
小学生だったある日冷蔵庫を覗くと薄黄色い液が入ったプラスチックのカップが数個
正体はゼリー 固まるのを楽しみに待つ
食べてみる 寒天が多いのかブリンブリンでどちらかというと袋菓子(仏壇スイーツ系)のオブラートに包まさったゼリーの食感
それはいいんだけれども、何味か分からない
確か、恐らく、パインだったと思う
わりと最近知ったが生のパイナップルや果汁ではゼリーは固まらないらしい
丸のままのパインは結構ハードルの高い果物だったと思うので(今はわりと普通に食べる)パインは缶詰で食べるものだった
恐らく、その汁 前日に中身を食べたのかは記憶にない
缶詰はちょっと贅沢めのデザートで、モモ缶なんて風邪をひいたときの元気づけみたいなもんだった(今100円くらいで買えちゃう)
その薄パインブリンブリンゼリーは美味しかったかは謎だけども
他にも【マリーム湯】(コーヒーに入れる粉末状のミルクと砂糖をお湯で溶く 結構気に入って自分で作っても飲んでいた
ローマ字で名前の入った白いカップだったことを今思い出す)や【玉ドーナツ】(これが美味しかった 味的にはホットケーキミックスが近くて、油にぽとぽと落としただけの素朴なドーナツ 【ふっくら粉】という粉で作っていた)や【でんぷんと砂糖をお湯で溶いたやつ】(名前があった気がする 【でんぷんかき】だったかな)というような母オヤツの中でも謎なドリンクがあった
色は若干白濁したピンク寄りのド紫
味もカルピスのグレープっぽいけど、後味にほのかなアルコールを感じる
多分、当時もコレ何?と訊いたがなんだかよく分からなかった
割って飲むでもなく、ノドに刺さるほどドロリと甘い(割って飲むものだったんじゃないかな本当は)
後々訊いても私以外それを記憶していなかった 書いていて思ったけど頂き物だったのかもしれない
それがあったのは1度だけだったけど、そこそこの量が冷蔵庫に入っていたのを思い出す
もしかして、どぶろく…?
母親は超下戸だし父親も誘われた時くらいしか飲まない人だし私たち姉妹は子供だし、何が材料でどうやって作った何だったのか今も当時も謎のまま