まるむし女房のブログ

基本、ボンヤリしています

はじめましてのご挨拶~葬式まんじゅうのこと

はじめまして

北のアラフィフ、まるむし女房と申します

急にブログを始めたくなりました

 

きっかけは、9月末に義母が亡くなったこと

10年ちょっと同居していたので思い出話もちょこちょこ聞いていて、基本的に「近所に住んでいた人が」みたいな超個人的な話だったけれど、その中にも忘れがたいと思う話がありました

そういうのは残していけたらな、と思ったのです

あと、割と常に「あれが気になる」と(大したことじゃない内容を)考えている性質なのでそういうのを整理しておきたくなったから

 

文章を書くのも苦手だし語彙力もない、拙いつぶやきですがお目に留まれば嬉しいです

 

義母は肺に疾患があり年に1度は入院していました 

なので、心配ながらも慣れっこになりつつあったある日

いよいよその時が来てしまう

コロナ禍でお見舞いも行けない状況の中呼び出され、「心の準備を」と言われました

2日後、「そろそろかもしれない」ということで特別に病室に入ることを許可され(一度に入る人数は制限)、最終的にはみんなで看取ることができました

が、シンミリする間もなく怒涛の段取りに追われる

亡くなってすぐ葬儀の準備に入らなければならない 確か「30分以内に葬儀場に連絡を」と言われたんじゃなかったっけか

そんなに急かさなくても…とつい思ったけど、病院だって置いておかれても困るのだ

幸い式場は決めていたので連絡を取り迎えに来てもらい、自宅に戻ると職員さんたちが手際よく祭壇を作り、葬儀のいろいろを打ち合わせる

予算、祭壇の大きさ、デザイン、大まかな人数、仕出しの内容と個数、供物選びでカタログとにらめっこ等あれやこれや

「お引き物に葬式まんじゅう付けますか?」

【葬式まんじゅう】別名・中華まんじゅう(いや多分、葬式まんじゅうが別名)

どら焼きのような大きな皮1枚でこしあんを包んだ三日月形のあれ

ついテンションが上がりそうになるがそういう場ではない

子供の頃は親がお葬式に行く=葬式まんじゅうが食べられるという図式だった

必ず持ち帰ってきたわけではない気もするけど、少なくとも【葬式=まんじゅう】の図式ができるくらいにはメジャーなものだったはず

思い返すと大人になってから食べていない気がする 最後に食べたのいつだろう?

「今作ってるところ少なくなってきてるんですよねえ これは阿寒の菓子屋のです」

カタログには恐らく15センチくらいの細身のものが5個入った箱の写真が載っていて、そういえば昔食べたやつで枕にしても悪くなさそうな大きさのものがあったことを思い出した

2~3日かけて食べきってたと思う あのサイズは今もあるのかな

腕みたいな太さのこしあんギッチリでなかなかヘヴィな葬式まんじゅうだった

結局、「高齢者が多いから」と葬式まんじゅうは付けないことに

ちょっと食べたかったかも、と思わなくもない

市内で葬式まんじゅうと言えばこちらのお店